子どもの夏休みもそろそろ終わりかけってことで、最後の思い出づくりに「むろと廃校水族館」へ行ってきました。
正直、
「室戸までいくぐらいなら映画でも見たほうがいいんじゃないの?」
「話題だけ先行してるんじゃないの?」
って思ってましたけど、実際に行ったらめっちゃ内容濃いんで気をつけて!
天候悪かったせいでわかりにくいかもですが、インスタ映えスポット盛りだくさんでかなり楽しめます。
写真めちゃくちゃ撮ってきて、厳選しても80枚以上あるから読むの大変かも。
ザーッと流し見してみてくださいー。
むろと廃校水族館の場所
話題のむろと廃校水族館って高知県の東の端っこにあるんですよね。
市内からだと車で2時間弱かかります。
田舎すぎて周りになんにもないんで、「本当にこんなとこで水族館があるんかいな?」って思っちゃうぐらい。
とはいえ、海沿いをずっと運転していくので、水平線を眺めたり、サーファーが波乗りしてるのが見えたり、ドライブ気分でいくとかなり楽しめちゃいます。
コンビニや道の駅でおやつを買い食いしながらいくのオススメ。
途中途中で休憩しながら、素晴らしい景色に癒されちゃいましょう。
案内看板が全然出てなくて不安になったけど、やっと見つけました。ありがとう!
「室戸世界ジオパークセンター」のちょっと先にあるので、道路沿いの看板はジオパークセンターを頼りに行ったほうが良いかもです。
まー、道中は突き当たるまでほとんど一直線なので迷わないはず。
謎に明るい水色の建物。旧椎名小学校を改装して作られています。
道路沿いからけっこう目立つので、すぐに見つけられるはず。
高知市方面からいくと左手に見えますよー。
25万人突破ですってお母さん!
ヘンピなところにあるくせに(おっと失礼)この来場者数はヤバくないですか?
僕が行った日も観光バスが来ていましたもん。人気すぎてすごいっ!
むろと廃校水族館に行ってきたよー
というような感じで、市内から2時間弱かけてえっちらおっちらたどり着きました。
ずっと運転手だったため、すでにグッタリしてるのは内緒。
子どもが一目散にダッシュ!大喜びで走っていきます。
体力余り過ぎw
入館料はリーズナブルですね。
市民割があるのって地元密着型っぽくて好印象です。
大人2名と子ども2名、合わせて1800円でした。
チケットがシールになってて斬新!
カウンターで売ってました。
水族館で魚を見ながら食べるサバ味噌オニギリ。うーん複雑。。。
廃校水族館の名前のとおり、学校らしさをいかした仕掛けがいたるところにあります。
こういう発想めっちゃ面白い!
ふむふむ、3階建てなんですね。
水族館として魚を見るなら2階がメインになるようです。
25mプールの屋外大水槽!さっそく2FへGO
1Fは受付だけしかありませんので、すぐに2Fへ進むことに。
ここまで目に映るものすべて珍しいものばかり、冒険心をくすぐられます。
階段踊り場にあるイカスミで書かれた習字。
まわりに置かれているものとあわせて、情報量が多すぎて大変です。笑
むろと廃校水族館が誇る25mプールっ!!
また一階に戻るんかーい!2Fに登った意味とは・・・。
上から見ると、釣りゲームみたいな魚影がすごい。
ハンマーヘッドシャークもいたりして感動します。まるで海外みたいです。
こういうリアルな体験ができる日が来るとは思いませんでした。
ヨシキリザメ、サバ、エイ、カメ、魚種はよくわかんないけどたくさんいます。
エサをあげたりはできませんが、めちゃくちゃ近くで魚を見ることができます。
このプールだけではるばる室戸まで来た価値がありますね。
この日は、低学年用のプールは水が抜かれて亀専用になってました。
水が張られている日もあるみたいですよ。
気持ちよさそうー。
目を閉じてウットリしています。
あ、ちゃんと傘の貸し出しもあるんで、雨が降ってても安心です。
僕が行ったときは降ったり止んだりしてたので助かりました。
プールの隣には手つかずの体育館が。
こういうのを見ると「ああ、ここは本当に廃校だったんだな」って思い出しますね。
水族館コーナーへ(2F
身体検査するやつー。
保健室じゃなくて廊下に出されてるってどういうことやねん!!
こういうちょっとした小ネタをはさみつつ、順路にそって次は水族館コーナーへ。
むろと廃校水族館はツッコミどころが多すぎるので大変です。
水族館コーナーへ
ここから先は普通の水族館になってます。
広さでいうと教室3つ分ぐらいだと思いますが、見応えありますよー。
写真に写っている魚たちは、すべて名前を撮り忘れたために雰囲気で語っていきますね。笑
まず最初に出迎えてくれたのはゴンズイ。
釣れるとイラッとする魚ですが、水中から見るとすごくキレイでした。
たしか、背びれに毒があって釣り人が刺されたりする外道。
こうやって固まった群れのことをゴンズイ玉っていうんですよね。TV以外で初めて見ました。
エンゼルフィッシュの進化系みたいな謎の魚。ポケモンにいそうです。
子どもに急かされながら適当に撮った画像でこれなので、ちゃんと写真撮ればめちゃくちゃインスタ映えすると思います。
大型水槽もあります。
上部が開放されているので水跳ねしますが、近寄らなければ大丈夫。
この日はカメがバシャバシャ水面を叩いてて被害を受けてるお姉さんがいましたw
写真だと小さく見えるけど、じつはこのカメかなり大きいんですよね。
子どもと同じぐらいの大きさです。
このサイズなら竜宮城までいけるかも!
カメの子どもも一緒に展示されていたんですけど、この手のひらサイズからあのデカさになるのヤバくないですか?
成長率半端ないって!
伊勢エビ!
この水槽はめちゃ良いダシが出てそうです!味噌汁作りたい!
海のギャングで有名なウツボ! 3種類ぐらいいました。
顔は怖いけど、見た目によらずのんびりユラユラ動くんですよね。癒やされます。
タツノオトシゴ!
ガシラ(カサゴ)っぽいやつ!
タイっぽいやつ!
大きいカニ!
カニの裏側!
寝ているタコ!
大きすぎるエイ・・・?
なにこれ・・・。
セミエビっていう大型のエビみたいです。美味しそうっ!
すごくキレイな水槽。見応えあります。
こういう水槽って何時間でも見ていられますね。
エイの大型水槽。
各大型水槽はそれぞれ底が深くて、覗き込むとまた違った世界が見えたりします。
水中の独特な世界感ってすごく好きです。
飼育員らくらくシステム完備!
むろと廃校水族館は「飼育員らくらくシステム」を導入しています。
【当水族館では、お客様自身が水滴を拭き取ることで飼育員が・・・・・・・】
ってなんでやねーん!!!
どこかしらでボケを挟んでくるスタイル。嫌いじゃないけど・・・、
ここまでの感動を返してっ!
使用後のタオルがパンパンに入ってるのがみんなの優しさです。きっと。
3Fの資料展示コーナーへ
2Fで魚たちを堪能したら、階段を登って3Fへ進みましょう。
踊り場にいるカメの剥製。
デカいです。迫力満点です!
階段を登ってすぐの剥製コーナー。
全部こっちを見ているから怖い。ちょっとビビったのは内緒。
おおー、学校っぽい!
廊下に展示品が並んでます。
家庭科室もあるのかー。
魚をさばく体験も楽しそうです。
むろと廃校水族館、ボケ倒しすぎ問題
この水族館、ちょいちょい小ボケを挟んでくるんですよねー。
関西YOUTUBERがひたすら突っ込んでいく動画とかあったら見てみたい!
もうね、説明文が雑すぎてヒドイっ!笑
「魚。」とか説明いらないでしょwwww
もうちょい書くことあるでしょ!
てか、下の「胸ビレがない」って英訳いる? これ必要ですかっ!! ねえ!?
ノットデリシャスとか、英訳にすらなってねーよwwww
カワハギどこいった!?
全部の説明を読みきれなかったのが残念ですが、雑 of 雑でボケ倒してきます。
一通りツッコミながら歩くの絶対楽しいでしょ。
デートで行く機会があればぜひお試しください。
理科室怖い
苦手な人は苦手かも、な理科室です。
あの独特な臭いも再現(?)されています。
うへー、こういうの僕も苦手なのでスルーしましょう。そうしましょう。
いろんなサンプルっぽいのが瓶詰めされてます。
人がたくさんいて一部分しか写真撮影できてませんが、この部屋も見るところはたくさんあります。
カメの甲羅体験もできます。
思ってたよりも軽いし、どちゃくそ硬いっ!
次男(小学2年生)が背負ってみた図。
肩紐は長いけど、甲羅のサイズぴったりでそのまま海に行けそうですね。
音楽室はキッズスペースに
もうね、情報量多すぎておじさんついていけない。
最後の最後にキッズスペースを作って子どもを消耗させる狙いなのかな。
ちびっ子たちがめちゃくちゃ遊び倒していました。
キッズスペースの後ろは楽器がたくさん置かれています。
水族館まできて、どういう心境で楽器をさわればいいのかわかりません。笑
ハンドベルもあるよっ。
人が多すぎて演奏するのは無理ゲーでした。
はい、こちらはむろと産のカブトムシです。・・・って自由かっ!!
水族館とは一体・・・
金魚も転入してきたそうです。
ここまでくると突っ込んでいいのかわかんなくなりますよね。笑
ラストで小学校っぽさを急に出してきましたよ!
こうして眺めてると、むろと廃校水族館の魅力を半分も体験してないようです。
まだまだ楽しめるところが残っていますね。
3Fの窓からも25mプールを見れます。
雨が上がったので人が増えましたねー。
むろと廃校水族館の学校らしさ
学校を水族館にするっていうコンセプトってすごいと思うんですよね。
そして、水族館っぽさを出しながらも、学校らしさがところどころ残っているのがここの良さだったりします。
教室がそのまま残されていたりして、我々おじさん世代はノスタルジックな気持ちに浸れるわけです。
懐かしい光景。
思い出とハイブリッドされる水槽。
タッチプールへと生まれ変わった手洗い場。
もうね、いろんな感情が押し寄せてくるわけですよ。
本当に情報量多すぎ。笑
さいごに
1Fまで降りてきたら終わりです。入場した入り口がそのまま出口になります。
ここまで子どもと一緒にゆっくり周って30分ぐらいでした。
最後だというのに、おみやげコーナーが恐ろしく雑に作られていたり。
売る気があるのかないのか・・・。
クッ、最後の最後に廃課金システムが導入されてたか。
一回1000円は高いけど、むろと廃校水族館への寄付金だと思えばすんなり出せちゃう不思議!
ちなみに、このサバ&ブリの手触りがめちゃくちゃ良いです。サラサラもふもふっ!
「さー、帰ろうかー。」
って最後にこんな看板見つけちゃいました。
また来なきゃ・・・!
むろと廃校水族館は情報量が多いので、アタマ空っぽにしてくることをオススメします。
詳細情報
施設名 | むろと廃校水族館 |
---|---|
住所 | 〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町533ー2 |
電話番号 | 0887-22-0815 |
営業時間 | 9:00〜17:00(10月~3月まで 9:00〜18:00(夏期シーズン |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | 約50台 |