こんにちは。
突然ですが「高知県」と聞くとみなさん何を想像しますか?
坂本竜馬?はりまや橋?
ノンノン。
四万十でしょ!
まぁ人によりけりでしょうがタイトル通り、四万十に行ってきました。
ここでバリバリ私情を挟んでしまうのですが2年ほど前に知り合った仲のいい友達が僕らの故郷「高知」を出て愛知県へ出稼ぎに行ってしまうんです。
休日や平日の夜など頻繁に会っていたので寂しくなってしまいます。繋がりが切れるわけではないのですがやっぱり思う所もあり思い出を最後に作っておきたかったんです。
それで「山登ろうぜ」的なノリで高知と言えば四万十だし「四万十行こうぜ」と軽い感じで最後の友情旅行に行くことを決定しました。
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車を持たない僕たちの移動手段は汽車しかありませんでした。
あ、JRじゃないですよ。高知県民はJRの事を口をそろえて「汽車」と言うんですココ豆知識。
早朝5:30。
重たい瞼が閉じることを必死で我慢しながら高知駅を出発しました。
途中で乗り換えをしたのですが哀愁漂うホームですよね
車窓から見た景色。
さすがド田舎高知県。緑いっぱい自然いっぱいです。
僕自身こういう風景が大好きなので全然飽きませんでしたが
友人はそっぽ向いたまま口をあまり開いてくれませんでした。
汽車で揺られること約4時間。やっと終点である中村駅に着きました。
高知から香川まで車で往復できる時間ですよ。
ちなみに「東京から最も移動時間のかかる市」が高知にある土佐清水市というところです。我々が向かっているのはその市に隣接する四万十市。どうりで時間かかるわけですよ。
まぁ無事に到着したわけですが
特に下調べをしてたわけでもなく行きたいところも定まってなかったので
ゲーセンに来ました。
ポップンボルテリフレクマイマイギタドラチュウニズム。様々な機種のゲーム機がずらりと並んでいます。
遊び倒してやるぜ!!!
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金溶けた。
音ゲー以外にもメダルゲームをしてもう一押し、もう一押しとメダル購入しまくってたら金吹っ飛んだ。
完全に誤算。
タクシーを呼ぶのもバスを使うのもお金がなく出来ないので仕方なく自分たちの足でという形に。
まぁ気は持ちようでして四万十市の大自然を体感しながら歩くのもオツなもの。
そう自分に言い聞かせながら歩を進めました。
四万十屋に来ました
四万十まで来てゲームして終わるのは癪すぎるので昼飯を食べに四万十市じゃ有名な四万十屋というお店に来ました。
このお店の最大の特徴として店の目の前にある四万十川で採れた天然のうなぎが食べられること!
し
か
も
四万十川を眺めながら食事ができてしまうんです!
ワクワクしながら案内された席がコチラ
川見えへん・・・
友人も死んだ魚のような目をしながら生気を失ってました。
川が見れる席は埋まっていました。また観光客と思われる外国人の方もちらほらいて店内は非常に繁盛していました。
全国的に有名なお店のようで宮川大輔さん・大泉洋さんなど著名有名人のサインが飾られていました。
川を見ながらの食事はできませんでしたがこれはこれで嬉しいです。
あぁ腹減った腹減った。
「気は持ちよう」とか誤魔化してたけど38度近い炎天下での移動は疲弊疲弊。
飯食って体力回復しないと干からびてしまいます。
で、頼んだのがコチラ!
うなぎ丼(養殖)¥2,150-
「天然じゃねぇのかよ」と総ツッコミされそうですが天然モノ(¥3.880-)は少々財布に厳しかったです。どれもこれもゲーセンのせい。
ですが養殖でも美味いものは美味く、匂いは食欲を増幅させごはんに染み込んだタレはより一層輝き箸が止まりませんでした。
四万十川が見たい!
「四万十川が見たい!」と思う方もいらっしゃるかもしれないので四万十屋から見る四万十川を撮ってきました!
それがコチラ▼
綺麗・・・。
自然豊かな中で食べるうなぎは格別でしょうね!
晴天でよかった。
ちなみに2階がお食事処となっており1階は土産店になっていました。
そしてその一角にうなぎが。
食・生命への感謝は忘れてはいけませんね。
ごちそうさまでした。
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腹が満たされた後に待ち構えていたのはどこまでも続くかのような果てしない道。
「次、どうする」
立ち止まって考えていると熱風が僕らを襲い止めどなく汗がしたたり落ちてくる。無限に。
この大自然を満喫して満足ですが汗による不快感は否めず汗を流したいという結論が。
で、足を進めることおよそ40分後。
僕らがやってきたのはココ
四万十温泉 平和な湯
さぞかし平和なのでしょう。
ヘトヘトになりながら足を運び中で石鹸やタオルなど必要な物を購入しいざ入浴。
湯につかった瞬間今までの疲れが湯に溶けだし身体が浄化されていくような感覚。
まさに至福のひととき。
昼間でも数名のお客さんがのんびり入浴していたのでみなさん温泉が好きなのでしょうね。
入浴を済まし休憩室に移動してのんびりしていたらいつの間にか意識が遠のき眠りこけてしまいました。
一体どれほどの時間を過ごしていたでしょうか。
徐に時計を確認すると16:40の数字。
元々日帰りの計画だったこの友情旅行。汽車の関係上17時には駅に居ないと間に合いません。
急いで友人を叩き起こし身支度を済ませ平和の湯を後にしました。
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さっぱりした身体をまた灼熱のフィールドに晒し、来たとき以上の汗を身にまといながら駅のホームに。
時刻は17時。
どうにか間に合いました。
今思えば自転車に乗っている人や散歩をしているような人を全く見ず、日傘も持たずに出歩こうものなら変な目で見られるような。
みんなみんな車を使用していました。これが田舎あるある。
そんな僕らに活力をくれたのはガードレール下からみたこの風景。
振り返れば本当に色々あった1日で、まだまだ語りつくせないほどの思い出ができました。
暑かったし金尽きて詰みかけてたけどそれも逆にいい思い出になって・・・。そんな風に思い耽っていると迎えの汽車がきました。
またここから4時間。それぞれの次の旅が。